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白昼夢第3幕【華と舞う蝶】黒尾×孤爪×木兎×赤葦[®18]
第5章 籠の中を彷徨う蝶
姫凪の居なくなった部屋
気まずい空気が流れる
こんなの今までなかった
クロとは会話なんか無くても
気まずいとか
思った事なかった
「ねぇ、クロ………」
おれオカシイ?
「研磨ァ…
姫凪は…ダメ…ごめんなァ?」
え??
おれが言葉を紡ぐより早く
クロが情けない顔して
おれの頭を撫でる
「なに?」
「姫凪、俺のなんだわ。」
「知ってるけど?
付き合ってるのも聞いてるし…」
だって、おれ。
おめでとうって思ってるし
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