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白昼夢第3幕【華と舞う蝶】黒尾×孤爪×木兎×赤葦[®18]
第24章 愛しい蝶と繋ぐ指
触れたら暖かくなれそうで
この苦しい息も
うまく吸えるようになりそうで…
一言で良い
数分だけで良い
そう思って
姫凪さんが出るのを待った
一度目、姫凪さんは出なかった
孤爪の腕の中?
それも何か腹立ちますね…
間を開けず鳴らすと
〈もしもし?〉
耳に届いた姫凪さんの声
相変わらず綺麗な声
落ち着く声をもっと…
そう思ってた。
だけど…
俺の思惑とは
全く逆に動く事態。
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