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白昼夢第3幕【華と舞う蝶】黒尾×孤爪×木兎×赤葦[®18]
第23章 空に舞い上がる蝶
『木兎!!止めなさい!
赤葦くん…?』
「なんですか?」
相変わらず眉間には深い皺だけど…
『なんか…泣きそう…?
もしかして何かあったの?!』
悲しそうにも見える顔に
さっきより慌てて頬に触れると
「…何もないですよ」
プイッと顔を背けて
「はい。木兎さん。
差し入れです」
コンビニの袋を手渡す
もしかして
木兎となんかあったと思われて
引かれちゃった??
何にも…無かったとは…
言えない…し…。
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