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白昼夢第3幕【華と舞う蝶】黒尾×孤爪×木兎×赤葦[®18]

第23章 空に舞い上がる蝶


大きく深呼吸して

『もしもし?どしたの?』

泣いてたのを悟られない様に
気を使いながら
電話へ出た

〈ただのヒマ電!
姫凪大丈夫か〜?〉

いつも通りの木兎の声に

『大丈夫ってなんで?
赤葦くんは?
……ねぇ?どうしたの?
私は…平気…だよ!』

いつも通りを装う

〈泣いてねぇ?〉

言わないで

『泣いてない、笑ってる!』

もう笑える

笑うから…

〈そう?なら良いな〉

『うん…』
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