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白昼夢第3幕【華と舞う蝶】黒尾×孤爪×木兎×赤葦[®18]

第23章 空に舞い上がる蝶


「姫凪さん!」

赤葦くんの目が
不安で揺れている

『大丈夫…大丈夫だよ…
ただ…話すだけだよ』

ニコリと笑いかけると

「なんだァ?仲良いのな?
研磨といい赤葦といい
無気力な奴にも
あっさり懐かれるのなァ?」

クロが私の手をキツく握って
赤葦くんを睨む

「俺の勝手ですよ
何かあったら電話…」

「行くぞ?姫凪」

赤葦くんの言葉を遮って
クロは不機嫌な顔で歩き出す
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