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白昼夢第3幕【華と舞う蝶】黒尾×孤爪×木兎×赤葦[®18]

第22章 翔び立つ蝶に隠す涙


『研磨、オハヨ』

いつもの時間
いつもの言葉で

姫凪は俺の部屋のドアを開けた

「姫凪、おはよ」

本当はこのまま
この部屋から出たくない

出したくない

けど。

おれは頑張らなきゃイケナイから

「姫凪、今日一日
おれにくれない?」

『え?』

「話、あるでしょ?
おれもあるんだ。
出来ればここで
今から、このまま
話したい」

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