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白昼夢第3幕【華と舞う蝶】黒尾×孤爪×木兎×赤葦[®18]

第4章 蝶の羽根に触れる時


………はぁ。
想い出に浸るには
寒過ぎた。

研磨の家の前
門扉に凭れて
二人を待つ

『クロ、ごめんね?待った?』

中から出て来た姫凪が
下から俺の顔を覗き込む

「研磨はー?」

『着替えてる
二度寝してから中々起きなくて(笑)
クロ来てるかもだから
私だけ出できた』 

小さく笑う姫凪は
想い出のなかの姫凪とは違う

色っぽい顔付きで
長い髪を耳にかけて笑う
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