白昼夢第3幕【華と舞う蝶】黒尾×孤爪×木兎×赤葦[®18]
第19章 ふわりココロに止まる蝶
火を調節して部屋を出ようとすると
『え…木兎の洗濯物まで
赤葦くんがするの?』
怪訝な顔を向けてくる
「変な想像しないで下さい
アナタの制服にきまってるでしょう?
紙袋の中身と一緒に
洗っておくように言われたんですよ
お湯が吹きこぼれないように
見てて下さいね」
そう言い残して再び脱衣室へ
紙袋から制服のスカートを
取り出すと
『ま、待ってーー!』
ドタバタもこちらに走ってくる
足音がして
バタンッ!!
勢い良く扉が開く