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白昼夢第3幕【華と舞う蝶】黒尾×孤爪×木兎×赤葦[®18]
第19章 ふわりココロに止まる蝶
「もしもし?
赤葦です。あの、ジュースの。」
〈え?あぁ…どうも…
木兎は?〉
耳に届く声は
「しょぼくれてます」
〈あちゃあ…悪い事…言ったかな…
謝ってて…赤葦くん〉
今日髪を撫でて笑う
姫凪さんを思い出させる
「そう言うのは
本人に言ってください
俺に押し付けないでくださいよ」
キツイ口調で話せば
〈あ…ごめん…
…でも…その…木兎と二人きりは
ちょっと…イヤなんだよね。〉
小さい声で謝る。
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