• テキストサイズ

白昼夢第3幕【華と舞う蝶】黒尾×孤爪×木兎×赤葦[®18]

第19章 ふわりココロに止まる蝶


木兎さんの電話を切って

「今日は帰りませんから。
玩具でも売り専の男でも
好きなだけどうぞ。
二度とこの部屋に入らないで下さい」

静かに俺を見上げる彼女に
吐き捨てる

「アナタも私から離れるの?
京治さん……」

ギリッと唇を噛み

「いってきます
お義母さん」

部屋を飛び出す

いつもそうだ。

突き放せば
アナタは俺を
酷いと責める

受け入れれば
俺が俺を
汚いと責める
/ 3826ページ  
スマホ、携帯も対応しています
当サイトの夢小説は、お手元のスマートフォンや携帯電話でも読むことが可能です。
アドレスはそのまま

http://dream-novel.jp

スマホ、携帯も対応しています!QRコード

©dream-novel.jp