With Live Planet _この星で生きる_
第9章 戦闘士補佐の問題
平和だった地球に突如、地球外生命体がやってきてこう宣言した。
「あと2年後の12月26日、地球は滅びる。1人だけこちらの星に連れてこよう。争え、醜いニンゲン達よ。
1年と12ヶ月24日後に迎えに来る。」
そうして、2046年の1月から2047年の12月25日の夜まで行なわれた地球大戦争。
核を用いた戦争で生き残った最後の人類。久佐螺 花凛だ。
生き延びた花凛は地球外生命体《アスト》を待っていると、殺されそうにはなったがなんとか生き延びる事ができた。
宇宙船から地球が滅びるのを見た後、これから新たな住処となる星《アースベイン》へと向かった。
アースベインで生活するためには地球での名前を捨てなければならない為、天照大御神から名前を取り【アマテラス】と名付けられた。
アマテラスとなってからは自分の証明書となるバーコードを内太ももに印刷したりと、様々なことをした。
また暮らしていく為に仕事をしなければならなく、戦闘士になる事を決意した。
戦闘士訓練では第1級戦闘士である【ウリエル】【ラファエル】【ミカエル】【ガブリエル】から様々な説明を受け、
初めての訓練を開始する。
Sidora systemと戦いを交え、なんとか勝利する事ができたアマテラス。
後からSidora systemは訓練生の実力を測る為のロボットでもあるが、失敗すれば殺されることも知った。
他の訓練生よりも早く終えたアマテラスは【ウリエル】と戦うことになる。
圧倒的に不利かと思われたがアマテラスが暴走し、ウリエルを危うく殺すところまでの強さを見せた。
その強さを見て、アマテラスは史上最速の速さで第1級戦闘士へと昇格した。
そんなアマテラスを次第に星民も認めてくれた。
しばらく平和が続いたがそれは突如破られ、星が侵略される危機となった。
その侵略を止める仕事を第1級戦闘士は勤め上げ、平和を取り戻す。
アマテラスの強さと正義感を知った星民はこれまで以上にアマテラスのファンになったのだった。
それから日が経ち、第1級戦闘士は侵略時の人数不足を懸念して、【補佐】を雇うことにした。
色々と話し合った結果、【ワン】と【トュー】を雇うことにした。
また、ガブリエルとアマテラスが恋仲になった。