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光など無い世界✖Egoisut

第1章 ここって..!?


「!?」

否、莉緒橋口は混乱していた

何故なら起きれば知らない部屋のベットに寝ていたのだから

「なんで..」

その部屋は殺風景であったが辺りにはライフルや銃と思わしき物がある

(早く出ないと)

そう思った橋口はドアから部屋を出ようとする



ガチャ

不意に、ドアが開いた

「!!」

「.....」

部屋に入ってきたのは顔立ちの整った眼帯をした少女

「あの.....っ!」

カチャ

少女は橋口に弁解する暇など与えなかった

素早く移動し、橋口の額に銃口を突き付けた

「どこから来た?」

「私も何がなんだか..」

それでも少女は銃を下ろそうとはしない

それどころか彼女が引き金を引くのを早めるだけであった

ガチャ

「はーい。園子ストップ」

少女が引き金を引く直前。ドアが開き、青年が二人、入ってくる

「及川(さん)一君(岩泉さん)!?」

橋口と園子の声が重なった

「園子。赤葦が呼んでたぞ」

「京治が..?」

「うん。俺らがここにいるから園子は行きなよ」

「.....分かりました」
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