第5章 人
階段を降りると
ハンジとミケ
その他数名の部下がざわざわと動いていた
なにやら険しい顔つきで話し込んでいるハンジの姿
(どうしたんだろう…?)
嫌な胸騒ぎがし
思い切ってハンジに声をかけた
「あの、ハンジ分隊長」
ハンジはの顔を見るなり
青ざめた顔で焦っていた様子を隠すかのように
冷静を装った
「、早起きだね
…えーと…
騒がしくして起こしちゃったかな?
ごめんね!
…このことは、みんなには内緒にしてて…」
そう言い残し
そそくさと去っていってしまった
(?様子がおかしい…なんだろう?
馬に乗って…どこに行くの?
王都?
エルヴィン団長…
リヴァイさん…
なにかあったのかな……)
は考えながら部屋まで戻り
ベッドへ倒れこんだ
(この胸騒ぎ…なんだろう
やな感じ……)