第2章 桜の出会い*
「それじゃあこれから体育館に移動してもらう!しっかり整列するように!
あぁーあと!神白!」
なんかこのクラス大丈夫かな〜しかもなんか後ろの人の周りには女の子が沢山いたし。一体誰なんだろう?まぁ別に私に支障がなければ良いんだけど…朝から騒がしかったから心配だなぁ…
呼ばれてるのに気がつかないでボーっとしていた
「おい!神白!神白はいないのかー?」
えっ…!私か!
「あっ!はい!います!すいません!」
「ボッーとするなよ!もうすぐ式だからな!あと〜終わったらお前は職員室に来るように!」
「はい…」
「「「フフフ」」」
周りから小さい笑い声が聞こえてくる。
なんとなく呼ばれた理由はわかるけど
朝から最悪!あーやっぱり。まりなの方見たら笑いを抑えるのに必死なのかずっと下向いてる…この〜!薄情者め!他の人からも笑われるし。恥ずかしい…