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【HQ】バレーより好きな人。短編集
第4章 *届かない*[夜久衛輔]
* * *
『衛輔。私、梟谷に行く。』
『ふーん。…は?』
今でも鮮明に覚えてる。
これは、中学3年のちょうど今頃の出来事。
…ったく。
あいつも音駒行くっつったから俺も音駒からの推薦受けたのに。
久しぶりに思い出して、帰路につく。
「あ、衛輔!やっほー!」
「おー、久しぶり…でもない?」
「ふふっ一昨日もあった!」
俺たちはまだ、入部してから半年。
1年は片付けとかしてから帰るから、当然帰りは真っ暗。
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