第2章 *夏は恋の予感*[菅原孝支]
* * *
楽しい時間はあっと言う間に過ぎる。
いつの間にかもう2日目の午後。
なんか、孝支くんと目が合う回数が多かった気がする。
その度にドキドキして、嬉しくなって…
心臓が持たない…
今日帰っちゃったら、夏休みまで会えなくなっちゃうんだなぁ。
東京と宮城なんて、そう簡単に行き来できる距離じゃないし。
なんで、孝支くんのこと好きになっちゃったんだろう…
____そろそろ試合はじまる。
顔を上げたら孝支くんと目が合った。
…苦しい。
今は、孝支くんの声も、笑顔も、ただ苦しい。
片想いが楽しいなんて嘘。