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【ハイキュー】青城のマネージャーになりまして

第5章 IH予選





一回戦目の大岬高校。
徹のサーブもまだまだ磨く点はあるようだが見事にストレート勝ち。

青葉城西高校は二回線目へと進む。
噂によれば烏野は勝ち上がったみたいで、明日うちとぶつかる。




バス内では元気の余っているやつも多く、国見と金田一は寝ていたが、三年組は起きていた。

主に後ろに座っている貴広一静ペアはうるさい。




花巻「聖」

『なに』

花巻「帰ったら何すんの?練習?」

『さっき溝口さんが言ってたでしょ!?』

花巻「聞いてなかった」

『最低!帰ったらミーティング!そのあとに軽く練習!』





うげぇ~と声が耳に入り、短く息をつけば通路を挟んだ隣に小さく笑う声がした。

隣は徹とハジメちゃん。
ハジメちゃんは寝ていて、私は笑っている徹を軽くたたく。




及川「聖ちゃんお疲れさま」

『他人行事か』

及川「及川さんが慰めてあげようか?よしよしする?」

『しない』

花巻 松川「俺がよしよししてあげる」

『ぎゃあ!!!!び、びっくりした…っ…』




にゅっと伸びてきた二つの手に私は思わず大声を出す。
金田一の、なんですか!!?って驚いた声と国見の、金田一黙れ…って声が耳に入って思わず口を押える。



溝口「坂本うるせぇ!!!!!!!!!!」

『す、すみませんでした…』



笑ってる三人後で殺す。










岩泉「聖、荷物持つ」

『えっ、いいよ。ほら、軽いし』


学校について、荷物を降ろす。
最後まで寝ていたハジメちゃんはボールを背負っていた私に声をかけてきた。

いいから、貸せ。と半ば無理やり荷物を持ってもらう。
くぁ…と大きなあくびをして、私の横を歩くハジメちゃんを見てでかい猫だな…なんて思いながら笑っていれば

前から超笑顔で手を振ってくる徹を見て、馬鹿だなあいつ。と小言を言い、私たちは体育館へ向かった。
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