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色々な恋の形2

第2章 歪な愛


「本当は私、結弦が好きだった。裕也に別れを告げて結弦に告白しようとしたら、狂気めいた裕也に突き飛ばされて、車にぶつかって…それで…」
「なーんだバレたんだ」
「ごめん。私、裕也と一緒にいれないよ」
「!?」
「殺しても…!意味は無いよ!裕也がまた本当に好きな人を作って、彼女作った方がいいよ!じゃないと私から一生離れられなくなる」
「それでもいいよ」
「駄目だよ!そんなの、周りを不幸にするだけ」
「…」
「本当は知ってたよ。裕也が本気で私を好きなこと。ほかの女と寝ていたのは私を埋め合わせるため。お飾りなんて言われた時はショックだったかな。別に私裕也のこと好きでもないのに…裕也」
「…なに?」
「好きでいてくれて、愛してくれて、ありがとう」
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