第6章 Sixth sense
くちゅくちゅと音を発てて豊久の先端が私の秘裂を擦り上げ、これから豊久を受け入れるんだと思うと、どうしても身構えて身体が強張ってしまう。
「……最初はきつか思うが耐えちくれな。」
「………ん。」
それでもゆったりと頭を撫でてくれる豊久に向かって、私は微笑みながら頷いた。
「………良か。」
ぐいと両膝を押し広げられ
「挿れっど。」
その言葉を聞いた瞬間、下半身に激痛が走る。
「んんーっ……」
指とは比べ物にならない圧倒的な質量に私の中はめりめりと悲鳴を上げた。
「………ちくと力を抜けい。
このまんまじゃ進めんっ……」
豊久に促され何とか身体の強張りを弛めると豊久の腰が一気に押し込まれ、そのまま私に覆い被さって来る。
「きっついのう。
じゃっどん、全部挿ったど。
ほれ………」
豊久に手を取られ繋がっている部分に導かれた。
指先で触れてみると、確かに豊久の物が根元まで私の中に埋まっているのが分かる。
「ホントだ……凄い。」
先ずあんなに大きな物が自分の中にある事に驚いて、そしてやっと豊久とひとつになれた事が嬉しくて……。
見上げてみれば豊久も幸せそうな笑顔を浮かべて私を見ていてくれた。