第3章 出会い
『んー、終わったー』
私は秋佐渡小雪姫。
今日から一流企業での就職が決まった!
ザーザー
『あー降ってきた降ってきた』
傘持ってきておいてよかった。
今日は午後から嵐の予報だったから傘は必要!!
ただ
『はー家まで2時間かかるのに嵐とか辛いなー』
昨日も雨がすごくて仕事してる間にやんだからいいけど……
~1時間50分経過~
ニャーニャー
『ん?わーかわいい!』
まだ嵐が続いている
『こんな所にいたら風邪ひいちゃうよ?ママのところにお帰り?』
ニャーニャーニャー
でも、子猫は私から離れない
『どうしたの?』
すると子猫は私から離れてこっちへ来てとでもいうように振り返りながら歩いていく
気になったのでついていくと小さい木の下にこのしっぽと足が赤い子猫と色違いの5匹の猫が!
しかもすごく具合が悪そう
『ちょっとごめんね。』スッ
子猫たちのおでこ?に手を当てると
『すごい熱!?早く看病しないと!お前もこれを伝えたかったんだね?お兄ちゃん的存在だね!』
その赤い猫も私の目の前で具合が悪そうに寝っ転がってしまった
『頑張ったね。取り敢えず首輪ついてないから連れて帰っても大丈夫かな?』