第5章 やっと治ったね!これからよろしくね!
約3週間後
ここ最近つきっきりで看病してて寝ていなかった私はみんなの具合が落ち着いてきて寝てしまったらしい
昨日の夜は結構寒くて、布団かけてもこごえてたんだけど……
暖かい
昨日と違って今日は暖かい気候みたいだ
それにしてもおかしい
温かすぎる気がする。暖房つけてないし、湯たんぽもホッカイロもしていないのにとても温かい。
まるで誰かに抱きつかれているようで、おかしいと思う反面とても心地よかった。
ニャーニャー
『ん?』
心地よい声で目が覚めて、ゆっくり目を開けると目の前にはあの赤い猫が
ニャー
『お前治ったの?』
ニャーニャー スリスリ
『かわいいなーお前は』ナデナデ チュ
ニャッ!
『あーごめん。』
やっちゃった……嫌われたガクッ
ん?
『嫌ってないの?』
スリスリスリスリ チュ
ん?んんんんんんん?
『チューされちゃった……
かわいいー』