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Welcome to our party 2 【気象系BL】
第93章 手紙-サランヘ- by のさまじょ
「翔さん、なんか手紙きてますよ」
事務所に入ると、若衆の相葉が声を掛けてくる。
ここは俺の勤める、所謂ヤクザの事務所ってやつだ。
「あんだ?請求書じゃねえのか?」
受け取ると、昔からあるような細長い白い封筒だった。
表書きはとても達筆で。
差出人の名前はなかった。
「今どき毛筆…」
「すげえっすね」
自分のデスクに座ると、ハサミで封を開けた。
5、6枚はあろうかという便箋に辟易した。
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