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Welcome to our party 2 【気象系BL】

第78章 願い叶うなら… by ガーベラ❤


結局、俺は潤と富士山が見えるホテルにやって来た。

一応文句は言うけど、潤の願いはほとんど叶えてやっている。

今夜だって、潤が望むままに、部屋付きの露天風呂で仲良くして、ベッドでも...

すっかりクタクタの潤は俯せで眠っている。

いつもの可愛い顔...
翔くんがよく、天使だって、そう言ってたっけ。

こんな風に寝ちゃったときは、絶対に起きないんだよ...

それはずっと昔から、変わらないんだ。

「ふふっ、可愛い❤いい夢見てね♪」

俺は潤の頬にキスをして、
部屋を出た。



実は、あの占い師にもう一度会ったんだ。
だって、2番目から1番目に代わっても、全然良くならないんだもん。

翔くんも焦ってたんだよ。『これじゃダメだ』って。

そんで、二人で占い師を訪ねたんだ。

そしたら...


『幼き男に秘め事を作れ。1番と2番とで他を欺くべし』

俺と翔くんは顔を見合わせたまま固まった。


人気に火が付いたのは、それから1年後だった。



コンコンコン...

「俺...」



開いたドアから翔くんが顔を出した。





【END】
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