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Welcome to our party 2 【気象系BL】

第65章 輪舞ーRondoー by millie



「ねえ。もしも…もしもだよ?僕がある日突然死んじゃって…。でも少しの間、生き返れるとしたらどうする?」
「なんでそんな悲しいこと言うんだよ…。でも…もし生き返れるなら会いに来て?」

僕を見る瞳が潤みだしてる。

「あっ、でも…会いに行った時に既に雅紀に恋人が居たら…どうしよう…」
「そんなもしも、嫌だけど…恋人がいたとしても逢いに来て…」

零れ落ちた涙を唇で受け止めながら自分より少しの背の高い雅紀を抱きしめた。

あり得ないから口から出た『もしも…』だったはずなのに…。

雅紀…逢いに行っていい?
迷惑じゃない?

でもね、一言、一言でいいから伝えたいんだ…。

だから…行くね?
君のもとへ…。

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