Welcome to our party 2 【気象系BL】
第52章 月下香 by うめ
「う…あぁっっ…」
「ふふっ…いい眺めだ影山…」
「はぁっ…苦し…」
「もっといい顔をしておくれよ」
カチッと電子音が聞こえたと同時に私の中がうねった。
「あ、あぁっっ…!!」
ビクンと身体が反り、何度目かの熱がシーツに吐き出された。
「綺麗だ…影山」
「はぁっ…はぁ…も…止めて下さいませ…」
私の中に収まっている物は…まだ強く蠢いていた。
動こうとすると後ろ手に縛られた腕が…キリキリと痛む。
「なぁ影山。男性でも潮を吹くと聞いたんだが…知ってるか?」
「え…」
微笑みを浮かべた御前が…ベッドの周りをゆっくりと歩く。
「但しそれには条件があるみたいでね。射精した後…勃起してないと…男性は潮を吹かないらしい」
「………」
「麗子は…美しく吹くよ。お前は…どう…吹くのかな…影山」
カチッ…
「あ、あぁっっ、あぁーっっ!!」
室内に広がる私の悲鳴。
「声を抑えろ。麗子が起きたらどうする」
御前の低い声に…また一気に快感の波に襲われた。