Welcome to our party 2 【気象系BL】
第36章 TOP SECRET by みきちん
「スミマセン、突然……」
俺は居ても立っても居られず、
和也の家へ向かった。
何に悩んでいるのか知りたい……
でも、俺を出迎えたのは
和也のお姉さんだった。
良く和也の家に遊びに来ていたから、
快く家に招き入れてくれた。
「いいの、いいの。
あっ、待っている間に……これどーぞ」
俺の前に置かれたトリュフ。
その形に見覚えがあった。
「ありがとうございます」
遠慮すること無くそれを口に含んだ。
その味にも覚えがあった。
俺の中で一つの答えが導き出される。
「美味しいでしょ?今年も男子に大好評」
……今年も?
答えが確信に変わっていく。
「このトリュフ、もしかして……」
「あれ?気がついちゃった?」
テヘッと笑うと……告白された。
暫くすると和也が帰ってきて、
俺たちは部屋へと戻った。
トリュフを持って……