藤ヶ谷先生、大好きですよ?3ーThirdSerieSー
第20章 ♡Story67♡ 最後の文化祭
「なんか去年に増して人多いなー(苦笑)
百合ちゃんパワー凄すぎでしょ……」
「きゃっきゃっ♪」
小夜の膝の上で喜ぶ来海ちゃん。
「ふふ、そうね。貴方、注文は決まった?」
「おう!俺はこのハチミツパンケーキ!」
「あーうっ!」
「来海はまだ食べられませーん(笑)
せいぜい、このミルクだな。お前は?」
「私はフルーツタルトをいただくわ。」
「オッケー♪
すいませーん!注文お願いしまーす!」
宏光達のテーブル席にやってきたのは…
「いらっしゃいませ、ご注文はお決まりですか?」
「このハチミツ……って団司くん!?
てかその赤ずきんなに(笑)」
「……赤ずきんちゃんです……」
宏光達のテーブルにやってきたのは赤ずきんを被った団司であった。
いきなりの登場に宏光は笑いが止まらなかった。
「ふはははははっ(笑)」
「……(怒)」
「貴方……(怒)」
「きゃっきゃっ♪あーかあーかっ♪」
「……まるで、貴方がコスプレしてるみたいね。」
「え゜!?」
「ふんっ!」←
「ごめんなさーいっ!(涙)」
「ぱーぱ♪」
「……(汗)」
(注文聞いてさっさと行こ……)←
「詩音、お前は何にする?」
「そうね……」
「詩音さん、お腹大分膨れてきましたからね……いつお生まれに?」
詩音と隼人らと一緒に来ていたさおりは詩音のお腹を見ながら言う。
「早くて12月、遅くとも1月には生まれるらしいわ。」
「お腹の赤ちゃんのためにも、栄養になりそうなものを注文しましょうか?」
「そうね。すいません、注文いいですか?」
「ほいほーい!」
詩音達のテーブルには狼の徹平がやってきた。
「赤ちゃんのための、栄養価の高いものをお願いしたいのだけど……
どれがいいかしら?」
「えっ!?
えーと……(汗)」
(立花!ヘルプミーっ!!涙)
「……貴方、接客業向いてないわよ。」←
「ガビーンっ!(涙)」
「お、お前……クレーマーになってんぞ……(汗)」←
「とりあえず……このくるみパイをお願いしようかしら。」
「かしこまりました……(涙)」
「「徹平さん……汗」」