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藤ヶ谷先生、大好きですよ?3ーThirdSerieSー

第8章 ♡Story55♡ 思い出話


_現在


「……ということがあったのよ。」



「百合、どんだけオーロラ姫好きだったんだか(苦笑)」



「百合ちゃん、すごい元気な子だったんですね(苦笑)」



「今でも十分うるさいですけどね……でも実質、慣れましたけど(汗)」



「でしょうね(苦笑)
でもこの子……見かけによらず繊細だから……よくここまで芸能界に残れてるなって、
親として思うのよね……」



「……。」
(百合の奴、なんやかんや言って傷つきやすいもんな……)



太輔は百合に視線を向けた。



「……。」



その一方で和真は、百合を見る太輔を見ていた。








それからまたしばらくして……



「あ、そろそろ帰らなきゃ……今日の夕飯、私が当番だったんだ……」



美香は病室の時計を見ながらつぶやいた。



「そういえば、もう帰る時間帯ね……貴方達は、まだ学生でしょ?
親御さんも心配してるだろうから、帰りなさい。」



「……はい、でも……」
(少しだけでも、百合と話したかったな……)



百合はまだ眠っている状態なので話すことさえできない。



「また明日来ればいいじゃん!俺らも、そろそろ帰ったほうがいっか……」



「そうだな……じゃあおばさん、長居しました。
また明日、学校帰りに来ます。」



「ありがとう、百合もきっと喜ぶわ(微笑)
和真くんも、和衣さんに宜しくね?」



「……うっす……」



「藤ヶ谷先生達はどうすんの?帰るんっすか?」



「俺は、もう少しいるよ……どうせ帰っても暇だしね……」



「……っ俺m.「北山先生は、来海ちゃんのところに帰りたいんでしょ?(苦笑)」
横尾先生鋭っ!」



「帰ってあげたほうがいいですよ。子供との時間は大切にしないと(微笑)」



「っどうもっす、横尾先生……横尾先生も残るんですか?」



「そうですね。面会時間はまだあるし、もう少しここにいますよ。」



「じゃあ……俺はお先に失礼します。
……よし!高校生どもの引率は俺におm.「「結構です。」」←…即答!?」



「相変わらず威厳がないですね、北山先生……」



「藤ヶ谷先生……(汗)」
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