第220章 冗談じゃな〜い!
O「あ〜、何で? どうして?」
S「言ったでしょ、それ以上黒くなったら、大事な釣竿ポン酢漬けにする、って…」
O「で、で、でも、アレは番組の中だけでさ、ホントにポン酢漬けにすることないじゃん(>_<)」
S「だってそれくらいしないと、アナタ分からないでしょ?」
O「だからって、一番お気に入りの釣竿ポン酢漬けにしなくてもいいじゃん! それに僕がこんなに黒くなったのって、元はと言えば、番組の企画のせいでもあるのに…(ノω・、) ウゥ・・・」
S「ま、まあね…、それは否定しないけどさ、そもそも船舶の免許取るの、アナタの夢だったでしょ? それ叶えられたんだから、そこは文句言っちゃダメじゃない?(まさか、日本一周…なんてアホな企画まで始丸とは思わなかったけど…)」
O「そうだけどさ、でもそれだっていちか翔くんと一緒に、僕の運転する船で釣りに行きたかったからじゃん…、なのに…酷い(。•́ωก̀。)…グスン」
S「い、いや、その気持ちは有難いけどさ…(;^_^A」
O「釣竿だってさ、翔くんに美味しいカツオ釣って食べさせて上げたくて、すっごーく大事にしてたのに…」
S「そ、そうなの…?」
O「でももうそれも出来ないね…」
S「えっ…」
O「だってさ、こんなポン酢漬けになっちゃったらさ、使えないでしょ…?」
S「うっ…、そ、それは…」
O「あ〜あ、残念だったな…。翔くんと船釣り行きたかったなぁ…。美味しいカツオ食べさせてあげたかったなぁ…。あ〜、残念だ…」
S「わ、分かった! 今から新しい釣竿買いに行こう!」
O「ほんと…に…?」
S「うん、ホントホント」
O「やったぁ♪ 翔くん、だぁい好き( ˘ ³˘)♥」
S(なんだか、うまい具合に丸め込まれた気がしないでもないけど、仕方ない…。あ、ついでに思いっきり協力な日焼け止めクリームも買っておこうかな)
おわり♡♡