第211章 ノンルックなアイツ♥
O「さっきはごめ〜ん💦 気付いたら手離しちゃってて…」
N「ホントですよ…。アレには、流石の私も少々驚きましたからね…」
О「で、でもさ、ちゃんと受け取ってくれたじゃん? それも“ノールック”?でさ」
N「当たり前じゃないですか。私があなたの心の声を聞き逃すと思います?」
О「心の…声…? オイラ何か言ったっけ?」
N「自覚ないんですか? 言ってましたよ、盛大に…」
О「えっ、なんてなんて?」
N「言っちゃっていいんですか? あなた、かなり恥ずかしいこと言ってましたけど」
О「は、恥ずかしいこと("⊙Д⊙")!?」
N「そうですよ? ま、咄嗟のことで慌てたんだろうとは思いますけどね?」
О「オイラ、全然覚えてないや…」
N「教えて欲しいですか? あなたが心の中で何て言ってたか…」
О「う、うん…。教えて?」
N「じゃあ言いますよ?」
О「あぁん、勿体ぶらないで、早く言って!」
N「“オイラの愛を受け取って!”って、私には聞こえましたが?」
О「えっ、オイラそんなことを…Σ(*゚ω゚*)」
N「ええ、それも隣に翔ちゃんがいるのに、ですよ」
О「(*ノω<*) アチャー、絶対翔くんに聞こえてたよね?」
N「い、いや、心の中ですから、聞こえては…」
О「うわぁ、どうしよう…。翔くん絶対聞いてたよ…」
N「だ、だから心の声ですから、翔ちゃんには…」
О「困ったなぁ、翔くん怒ってるよね? お仕置きされちゃうのかなぁ、“この浮気者!”なんてさ…」
N「いやいや、聞こえてませんから(;^_^A」
О「ホントに? バレてない?」
N「大丈夫ですって。あなたの心の声が聞けるのは、私だけですから。ほら、以心伝心ってやつ?」
О「そっかぁ、なら安心だね♪」
N「そうですね(^-^)」
(ってか、あなた翔ちゃんとも…? 心の声を聞かれて困る、ってことは…そうゆうことですよね? これは、お仕置き確定ですね( -言- )ククク)
おわり♥