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Ko・Ba・Na・Shi♡【気象系BL】

第200章 キングの嘆き


ちょいちょいちょい…

“ぼっち感”漂わせてんじゃないよ、全く…

アンタさぁ、全然分かって無いでしょ?

なんで俺が、アイツらとの飲みの席にアンタを呼ばないのか…

アンタは気付いてないかもしんないけど、アイツら狙ってるぜ、アンタのこと。

特に旬は要注意だ。

“愛してる”なんて言われて満更でもないのも分かるけど、アイツの“アレ”、冗談なんかじゃねぇからな?

かなりマジだぜ、アレは…

岡田にしたってそうだ。

可愛いフリしてっけど、アレはアイツの作戦だ。

まあ、アンタには分かんねぇかもしんないけどね?

…ったく、スタッフも余計なことしてくれちゃったよな?

まさか同じブロックとは…

お陰で、俺の肝は冷えっぱなしだったんだからな?



O「ねぇねぇ、聞いて聞いて?」

M「なんすか?」

O「あのね、小栗くんと交換したの、LINE♪」

M「はあ? アンタ、それマジで言ってんの?」

O「もっちろん♪ んでね、今度二人でご飯行こうね、って約束したの(*^^*)♪

あ、それからね、岡田くんともね…」

M「大野さん、スマホ貸して?」

O「いいけど…なんで(๑• •๑)?」

M「はい、消去(^ω^)σポチッ」

O「あ〜〜〜っΣ(⊙ω⊙) なんでなんで? なんで消しちゃうの?」

M「必要ないから」

O「まつずんってば…、ひどぉ〜い(T^T)」

M「酷くてけっこうです」

O「もう、まつずんなんて嫌いだもん( *`ω´)プイッ」

M「それはちょっと困るかな…(;^_^A 分かった、じゃあ、ご飯行く時は、俺が連れてって上げるから、ね? それでどう?」

O「ホントに? ちゃんと連れてってくれる?」

M「約束する」

O「じゃあ、許してあげる」



ε-(`・ω・´)フンッ、誰が狼のトコに連れてくもんか。

つか、ゼッテー、渡さねぇから…

覚えておきやがれ( -ω- `)フッ


おわり💜
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