第169章 嫉妬宮の呟き
あのさ〜、いいんだよ別に…
おじさんが誰と何しようとね?
だけどさ、ソレはないんじゃないか、って思うわけよ?
何がって?
分かんない?
あ、そう?
じゃあ、何ですか?
私、一人が勝手に嫉妬してる、って言うんですか?
いや〜、それはあんまりじゃない?
聞きますけど、あのデレ〜っとした顔見てどう思います?
女子2人に囲まれて?
肩なんか抱いちゃって?
な〜にが“両手に花”よ…
冗談じゃ、ないっての…
かと思ったら、2人で思い出作りって何?
思い出なら、私がいくらでも作って上げますよ…
ったく…
な〜にが、“〇瑠”だよ…
呼び捨てしてんじゃないよ…
おかげでワイプの中の私…
酷い顔してるよ?
コレ、またネットで騒がれるよ?
どうしてくれんのよ…
私のイメージ、ガタ落ちよ?
コレってさぁ、もう決まりだよね?
何が、って?
察しが悪いねぇ、相変わらず…
お仕置きに決まってんでしょ?
当分、デレ顔出来ないように、しっかりお仕置きしとかないとね?
さてさて、そろそろ帰って来る頃だな。
クククッ…今夜は楽しくなりそうだ。
おわり♡