第156章 帝王の嘆き 4
まったくさぁ…
何度言ったら分かるんだろうね?
人前であんなに肌晒しちゃってさ…
な〜にが、「大野会」だよ…
アレ、みんなアナタのこと狙ってる人ばっかだよ?
アナタ分かってないでしょ?
ほらほらほら〜!
もぉ、なんでそんな簡単に身体触らせてんの?
冗談じゃないよ…
アナタの肌に触れていいのは、俺だけなんだよ?
一緒に風呂なんか入っちゃって?
アナタ熱い風呂苦手でしょ?
いつもすぐ逆上せちゃうクセにさ…
長く浸かってられないじゃん?
なのにな〜んで、風呂とか言っちゃうのかなぁ?
前もあったよね?
坂本リーダーだったっけ?
アレはまあ、イヤだけど、許すよ…
俺、こう見えて、寛大な心の持ち主だからね?
でも、今回のはダメだよ、許せない…
お仕置き、決定だね…
どうしようか?
今夜はお風呂で、逆上せるまで可愛がって上げようか?
それとも…
ククク…どちらにせよ楽しみだね、智くん?
O「ただいま〜」
S「おかえり。寒かったでしょ? 先にお風呂入ろうね?」
おわり♥