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Ko・Ba・Na・Shi♡【気象系BL】

第148章 ママは鬼饅頭?


カ「あのね、ショウくんのママね、“オニマンジュウ”なんだって」

雅「鬼饅頭、ってあれでしょ? 芋で作った和菓子の…」

カ「‥σ(๑• . •๑)?」

雅「翔くんのママが鬼饅頭作った、ってことでしょ?」

カ「違うよ。ショウくんの“ママ”が“オニマンジュウ”なの!」

雅「い、いや、だからさ、和?」

カ「だって今日ショウくんが言ってたもん!」



シ「カズくんのパパは怒ったりしない?」

カ「う〜ん、あんまりしないよ? ショウくんのママは?」

シ「僕のママはね? 怒ると頭から、こ〜んなデッカイ“チュノ”が生えてきてね? 超怖いんだよ?」

カ「うわ〜、鬼さんになっちゃうの?」

シ「ううん、ただの“鬼さん”じゃないんだよ?」

カ「Σ(゚д゚;) と、どんな“鬼さん”になるの?」

シ「僕のママを怒らせるとね、“オニマンジュウ”になるんだ。怖いでしょ?」



カ「…って、ショウくんが…」

雅「は、ははは…(;^_^A それはさ“鬼ば…”いやいや、なんでもない💦」

カ「何? パパ教えてよぉ」

雅「そ、そ、そ、そうだ、和! 明日保育園の帰りに、スーパー寄ってさ、鬼饅頭買ってこよっか?」

カ「Σ(゚д゚;) ぼ、僕、いらない」

雅「何で? 和、芋好きだろ?」

カ「だって“オニマンジュウ”は怖いんだよ、ってショウくん言ってたもん。だから僕“オニマンジュウ”いらない」

雅「甘くて美味しいのに?」

カ「“チュノ”が生えてるからイヤ!」

雅「ヤレヤレ、どうしたもんか…ε-(´-`*)」


おわり(笑)
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