第136章 こたつじゃムリでしょ(;^_^A
パ…相葉パパ
カ…カズくん
パ「アレ〜、おかしいなぁ…確かに昨日は二つあった筈なのに…」
カ「どうしたの?」
パ「カズさぁ、玉子知らないよね?」
カ「えっ、ぼ、ぼく、知らないよ…」
パ「明日の朝、目玉焼きにしようと思ったんだけど…」
カ「目、目玉焼き?」
パ「うん。カズ好きでしょ? 目玉焼き…」
カ「う、うん…」
パ「でも出来なくなっちゃった…」
カ「えっ…」
パ「だって、玉子1個しかないモン。パパが食べたら、カズの分なくなっちゃうよ? ヤでしょ?」
カ「…うん。…やだ。ぼくも食べたい…」
パ「困ったなぁ…」
カ「パパ、ごめんなさい…」
パ「ん? どうした?」
カ「…コレ…」
パ「えっ、ちょっと待って? 何故玉子がコタツの中に?」
カ「あのね、玉子温めるとヒヨコが産まれるんだって? だからぼく…」
パ「あのね、カズ? こたつの中でいくら温めても、もうその卵はヒヨコにはならないんだよ?」
カ「だって、潤くんが言ってたんだもん!」
パ「潤くん家の卵は、ヒヨコさんになったの?」
カ「…知らない。けど、ヒヨコさんが大きくなったらニワトリさんになるんでしょ? そしたらさ卵い〜っぱい産むでしょ?」