• テキストサイズ

Ko・Ba・Na・Shi♡【気象系BL】

第135章 僕は僕だから


S「智くんはさ、良く人から“マイペースだね”って言われるよね?」

O「うん。言われる…」

S「智くんには智くんのペースがあってさ、それを崩したら“らしくない”って思われるわけじゃない?」

O「そう…なのかなぁ…」

S「自分のペースを崩さない、ってところが“智くんらしさ”でもあるよね?」

O「僕のペース?」

S「だって智くんは智くんでしょ? 他にはいないでしょ?」

O「…いたら怖いじゃん(。ŏ_ŏ)」

S「い、いや、そうなんだけどさ…(;^_^A う〜ん、じゃあ言い方変えようか? 智くん“絵”描くよね?」

O「うん。僕絵描くの好き♪」

S「絵描く人ってさ、それぞれタッチが違ってたりするでしょ? 智くんには智くんのタッチがあるよね?」

O「うん。そうだと思う」

S「それってさ、智くんにしか出来ないタッチだったりするじゃない? それが智くんの絵の“特徴”であったり“個性”だと思うんだ」

O「そうかもしんない」

S「智くんは智くんなんだよ? 他の誰でもない、大野智は1人しかいないんだから…」

O「僕は僕でしかない…ってこと?」

S「そ(^-^) 智くんは智くんのままでいいんだよ? 無理をして自分のペースを崩してしまったら、それはもう俺の好きな智くんじゃないから…」

O「翔くん…。こんな僕でもいいの?」

S「当たり前でしょ? 智くんだから、俺は好きになったんだよ?」

O「うん。僕もヘタレでだらしないけど、翔くんが好き♥」

S「あ、ありがと…(;^_^A」

O「僕は僕らしく…」

S「俺は俺らしく、ね?」



おわり
/ 657ページ  
スマホ、携帯も対応しています
当サイトの夢小説は、お手元のスマートフォンや携帯電話でも読むことが可能です。
アドレスはそのまま

http://dream-novel.jp

スマホ、携帯も対応しています!QRコード

©dream-novel.jp