第51章 ⭐あなたしか見えない
M「リーダー、ちょっとコッチ手伝って?」
O「や〜だ! オイラ今忙しいんだもん」
M「俺にはそうは見えないけど…」
O「そう思うの松潤だけだよ?」
M「いや、でもさ…」
O「もう、しつこいの嫌い」
M「べ、別にしつこくしてねぇし…」
O「オイラが忙しいって言ったら忙しいの!」
M「意味わかんないわ…」
A「なになに、ケンカ?」
N「あ〜、もう…お前は余計なことに首突っ込まなくていいんだって…」
O「ニノ〜、松ズンがオイラのこといじめる…」
M「虐める、って人聞き悪い言い方すんなよ…」
N「あ〜、もうっ! 一体何なの?」
O「オイラ今はTV見たいの。なのにさ…」
M「俺はちょっと手伝って欲しいことがあっただけでさ…」
N「大野さん、テレビはいつでも見れるでしょ?」
O「今じゃなきゃダメなの!」
M「さっきからこればっか…」
N「大体何をそんな一生懸…命…って、これは潤君が折れた方が良さそうですよ?」
M「なんでよ…って…これじゃ仕方ないか…」
N「でしょ? 今は何言っても、この人“テコ”でも動きませんよ?」
M「だな…」
A「だねw」
O「翔君、頑張って!」
M「応援する相手間違ってるけどな?」
N「仕方ないんじゃない? この人にとっては翔ちゃん以外見えてないんだからさ」
A「そうそう。ほら、テレビに向かって手、振ってるよ?」
O「よし。…で、松潤何だった?」
終わり