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【100プリ】瞳に映して

第3章 もっと…


少し恥ずかしさを感じながらも
アヤセはスプーンで
オムライスをよそうと、
手を添えてシドの口に運ぶ。

口に入る瞬間ソースがこぼれて
アヤセの手に落ちた。

アヤセがその手を
引っ込めようとすると、
手首をシドに掴まれた。

そして…

「ん…」

アヤセは肩をビクッと震わす。

シドは手に落ちたソースを舐めとった。

「何だよ…」

そんなアヤセを
シドはからかうように
笑いながら見つめる。

そして一口、水を飲むと…

「あっ…シド…!」

シドは再びその手に舌を這わせ始めた。

その舐め方は、とてもいやらしい。

手首から手のひら、
そして指の付け根まで
ゆっくりと舐めたかと思うと、
指先まで一気に舐めあげる。

「ぁんっ…」

そして指先から指の間に舌が降りてくる。

そこは以外にも敏感で、
アヤセは体をビクリと震わせて、
その刺激を受け止めた。

「あっ…んっ…」

シドの舌はゆっくりと丁寧に
一つ一つの指の間を舐めてゆく。

「シ、シド……
へ、変な気分になっちゃうよ……」

顔を赤くしたアヤセが
絞り出すように話す。

シドは尚も指を舐めながらチラッと
アヤセを見ると、
名残惜しそうに薬指を口に含み、
ゆっくりと引き抜いた。

「んっ…はぁっ…」

「…相変わらずいい反応するな。
今すぐここで抱きたくなっちまうだろ。」

そう言いながらシドは
アヤセの手をタオルで拭いた。


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