第13章 出会いの場所
「ほら!最初はジェットコースターなんですよね?」
「今日は私の言うこと聞く日ですよ」
「うっ」
「ふふっ」
償いだったこと忘れてた。
「大丈夫だって」
ぎゅっと目を閉じて、暗い建物に入った。
和也君の温かい手に
甘えながら・・・。
そっと目を開けると、早速後悔しました。
だって小物達がやけにリアルですもん!
「和也君」
「はい?」
「怖いでしょ」
「あおさんの顔見てるから平気」
「・・・え」
そういうこと言われると
なんでかな
抱きつきたくなってしまうのは
私どうしちゃいましたかね~。