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【テニスの王子様】王様と私【跡部景吾裏夢】

第5章 朝から、する?



「ふっあっ」

敏感な太ももに手が触れる。

またびくりと身体が反応して、頭がぼんやりした。

下着に指が滑り込む。腰を浮かせて下着を脱がせるのを手伝った。

「っはぁ」

太ももに触れられているだけなのに、もう身体が熱い。

景吾のベルトに手を掛けたけど、カチャカチャと音を立てるだけで上手く外れない。

景吾が微笑み私の頬に触れた。

唇を押し付けると舌が入ってくる。

「んっふぁっ」

息継ぎが上手く出来ないけど、そんなことより景吾に触れていたい。

息が、出来ないけど、気持ち良い。

「はぁっ」

唇が離れて身体が酸素を求める。

「んんっ」

気付くと景吾はベルトを外しズボンを下げていた。

景吾の指が私の入り口をくすぐるように撫でる。

濡れているのが分かった。

指は進入してこない。ぬるぬると愛液を確かめるように前後に動き、クリトリスの周りを擦られて中が疼く。

「あっ…はっ…んんっうっ」

短く声が出てしまう。

せっかく着たワイシャツのボタンは外され、温かい大きな手が下着越しに私の控えめな膨らみに触れた。

「んっ」

「あったけぇな」

温かいと感じるのだから景吾の手の方が温度が高いはずなのに、景吾はそう言った。

下着の隙間から指が先端をつまんだ。

「ひゃ、ああんっ」

ズボンごとずらされた景吾のモノが大きくなっている。

指先で触れ、そっと撫でると景吾が小さく呻くように声を出した。

少し強めに握って上下に擦ると、どんどん硬くなっていく。

挿入れてほしい。

隠部をくすぐる景吾の指先に集中するけど、ただひたすらに、ナカがもどかしい。

「んっ」

景吾のペニスの先端から透明の液体が滴る。

ぬるりと絡めて擦ると景吾が眉間にシワを寄せた。

早急な欲望に囚われて唇を舐めるようにキスをすると、食べられてしまいそうなくらい激しいキスに襲われる。

夢中になっていたら、下から強烈な快楽が身体を突き上げた。

「ああああんっ」

声なんて抑える余裕もない。軽く達してしまい肩で息をすると景吾が下から微笑んでいた。

余裕、あるのかな、ずるい。

達したせいで脚ががくがくする。

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