第2章 に
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やっと終わった。
と言っても時間的に今日はここまでってことになっただけだから内容的にはまだまだだ。
携帯をみると連絡がきていた。
o『お疲れ電話して』
O「お疲れ、飯は?」
S「いや、いいや。何かいるものは?」
O「ない」
S「ふふ、わかった。後で」
智君といつものやり取りをするだけで疲れきった体と更に焦燥感に駆られていたはずの心までふっと消えた気がした。
いつもの場所でおろしてもらい少し歩き、マンションへつくといつものようにオートロックを合鍵で中へと進む。
部屋の前でいつものようにインターホンを押す。
しばらくしても扉が開かれない。
こんなことは今までなく、必ず「いらっしゃい」と迎えてくれていた。
今日はこのまま帰った方がいいのか、しかし朝から会いたいと思ってしまっている。
もしかして寝てるのか…。
手にある鍵をゆっくり鍵穴へ差し込んだ。
初めて自ら扉を開けた。
出来るだけ音を立てないようにしたが、開けてすぐに驚いた。
S「おわっ!何してんの?!」
O「んふ、おかえり。」
S「ビビったー。寝てるかと思ったのに何?なんで?開けてくんなかったの?まぢビビった」
O「まぁいいじゃん。おかえり、飲むでしょ?先シャワーしてきなよ。」
S「わ、わかった」
荷物を渡せと言われ渡すとさっさとシャワーしろと風呂場へ押し込まれた。
いつもと違う行動を示す智君に戸惑いつつもさっとシャワーをし今日も用意してある湯船へ沈み込んだ。