第12章 いざ、アカデミーへ!
『ナールト!ご飯食べよう!』
私は今日も昼休みになると、ナルトを誘って外に出た。
初めてナルトとお弁当を食べた日から、
私たちは毎日一緒にお弁当を食べていた。
「なぁ、ルミ,どうしてルミは俺なんかと弁当食べてくれるんだってば?」
弁当を食べていたナルトが、ポツリと聞いていた。
その声はいつもの無駄に元気な声とはかけ離れていて、私は真剣に答えようと思った。
『それじゃナルトはどうして私なんかとお弁当食べてくれるの?』
私がそう言うと、ナルトはルミは"なんか"何かじゃないってばよ!と大声をだす。
「それに俺ってば、その、ルミのこと好きだし?」
ナルトはそう言うと、照れ隠しか鼻の頭を擦る。
そんなナルトに私は笑った。
『ありがとう、ナルト。ナルトもナルトなんかじゃないんだよ?それに私もナルトが大好きなの!友達だしね!』
私は笑顔でそう言った。
ナルトは驚いたあと、とても嬉しそうに笑った。