• テキストサイズ

If...

第12章 いざ、アカデミーへ!


『ただいま~!』


私はアカデミーから帰ると靴を脱いで家に上がる。
茶の間に入ると、黒い塊が私に向かって駆けてきた。


「ルミお帰り!修行しよう!」

黒い塊、もといサスケは私のもとまで走ってくるとそう言って、やると言っていないのに早く早くと急かしてくる。


そんな私達を見ながら、先に帰って来ていた父がお帰りと言ってくれる。
私は修行をする準備をすると、父に行って来ますと言って、再び家を出た。














「最近、兄さん修行に付き合ってくれないんだ。」



サスケは歩きながら私に口をこぼす。
イタチは最近中忍になったせいでサスケに修行をつけてやれないようだ。
私も、イタチがアカデミー生の頃は、良く一緒に修行していたので少し寂しかったりする。

だが、こうしてサスケがやって来るので少しは寂しさもまぎれていた。


私たちは森まで来ると修行を始めた。
修行と言っても、私はサスケに指導するだけ。
だが、指導する事によって復習にもなる。

私たちは日がくれるまで修行をした。


修行を終えた私は、サスケを宗家まで送ってから家に帰った。



「お帰り。」

父が迎えてくれる。

『ただいま!』

私は元気良くそう言って家に上がる。
泥で所々汚れていたのですぐにお風呂に入った。


風呂から上がると、父が夕飯を用意して待っていてくれた。

私は父と夕飯を食べたあと、任務に出かける父を見送ってから床についた。




/ 450ページ  
スマホ、携帯も対応しています
当サイトの夢小説は、お手元のスマートフォンや携帯電話でも読むことが可能です。
アドレスはそのまま

http://dream-novel.jp

スマホ、携帯も対応しています!QRコード

©dream-novel.jp