第13章 ふたり。
『お布団…横になりたい…』
私が呟くとリエーフくんは私を抱き抱え、かろうじて綺麗な場所に寝かせてくれる。
寝かせてくれた…けど…
1人は胸を揉んでるし、もう1人は内腿をうにうにぐりぐり撫でたり揉んだり好き勝手してる。
あ、お尻にも手が伸びてきた。
『あの…休ませてくれたりなんか…』
「するわけないじゃない。」
「するわけないって!」
あ、ダメですかそうですか。
ふたりは柔らかい場所を揉みしだく。
そして、時折思い出したかのように敏感な部分をゆるりと掠めていく。
イったばかりの身体ではその小さな快感が辛い。
『ね…もう…』
耐えきれなくなった私は上半身を起こし、2人を見る。
「もう…何?」
月島くんは目を細め、私の喉をくすぐる。
「何時もみたいに強請りなよ。できるデショ?」
そういう月島くんは楽しそう。
リエーフくんもニヤリと笑って私を見る。
「梢のお強請り…見せてよ。」
ぞくり
雄の瞳で見つめられ、それだけで私の身体は快感に震えとろりと蜜をこぼした。
『あ…の…』
「なあに?」
目の前には浴衣をはだけさせた2人。
電気の消えた室内。
月明かりで照らされた2人は本当に綺麗で2人に犯されることを考えたらお腹の奥がキュンとなった。
『2人の……おっきいの…梢のナカに…ください…』