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ENDLESS L♥VE【DIABOLIK LOVERS】

第2章 気持ちの変化


アヤトによると、彼、逆巻シュウさんは音楽室によくいるらしい。だからわたしはそれを知ってから、昼休みになると、あえて教室から遠い音楽室前のトイレに通い続けた。

別に、音楽室前のトイレが特別使いやすかったわけでもないし、何か仕掛けがあるわけでもない。ただただ、彼を一目見るためにそこへ通い続けた。

いつ行こうとも、彼は毎日音楽室にいた。何をするわけでもなく、ただの昼寝。

でも、その様子を音楽室の扉にある小さな窓から覗くのがわたしの日課であり、楽しみになっていた。見方を変えれば、ストーカーみたいだけど。


そしてわたしは、毎日アヤトに彼についての話を聞いた。本当に些細なこと。昨日家であったこと、だとか他愛もない話。

アヤトから聞くのは毎回同じようなことだったけど、それでも楽しかった。アヤトが話すことを想像しては笑って。


彼のことを考えてるだけで、わたしはすごく幸せな気持ちになれる。



だからわたしは、この気持ちに〈憧れ〉という名を付けた。
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