《DIABOLIK LOVERS》吸アイ【R18】
第4章 新生活…?
「もー…暴れないでよ。吸血しにくか…、っ、痛いなぁ!」
「あ…ごめ…」
抵抗でライトくんの胸元を叩いていた拳が、顔に当たってしまった。気のせいかライトくんの声が低くなり、少し怖いと思った。
「おとなしくないビッチちゃんに特別プレゼントあげるよ。んふ。」
「プレゼント…?」
「きっと…絶対喜んでくれると思うよ。んふ。」
そ言いながら、ライトくんは、 着ている制服のポケットから、透明の液体が入った手のひらサイズの小瓶を取り出し私に見えるように軽く振る。
液体は部屋のライトでキラキラと光って、幻想的。
「綺麗でしょ。んふ。」