第17章 突撃
「アルスラーン殿下‥ここはあとはザンデだけですな‥」
「あぁ‥」
「ナルサス卿なら大丈夫ですよ」
「そうだな」
ナルサスはザンデの武器を吹き飛ばした
「お主がこっちがわになるならば殺さないが‥どうする?」
ナルサスはザンデに剣をむけながら言った
「俺はヒルメス殿下に忠誠を誓っているのだ!!」
「殿下‥縄で縛ってもよろしいですかな?」
アルスラーンが頷くとギーヴはザンデを縛り始めた
「ジャスワント‥あとはまかせてよいか?」
ジャスワントは頷くとサームを縛り始めた
「殺さないのか?」
「アルスラーン殿下にそういわれておりますので‥」
「そうか‥アルスラーン殿下らしいな‥」