第15章 ナラン
「アンドラゴラス国王陛下に追放されたのです」
「ナルサス!!」
「追放だと?なぜお前が‥」
「それで五万の兵を集めなければいけなくなったのだ‥」
「あと2万の兵が必要なの」
エトワールはある手紙を里奈に渡した
「イノケンティス王がお前を‥きにいっている」
「え‥」
里奈の顔はひきつった
「お前を仲間にしたいといっていた」
「でも‥」
「わかっている‥お前はアルスラーンに忠誠を誓っているのはわかっている‥」
「エトワール‥」
「よろしいかな?」
今まで黙っていたピスカが手をあげた
「すいませんピスカ殿」
「2万の兵が必要といってましたな?」
アルスラーンは頷いた
「力をかしていただきたい」