第59章 冬休みの時間
「私は天才じゃないんだよ。数学に関してはね。公式とかは、みれば一発で覚えられる。でも、問題をとかないと、よく分からなくなるんだよね~。それに、私は……貰われた身だから、何かを頑張らないといけないって思って、勉強を頑張っただけのこと。これあんまり人に言わないでよね?」
「へぇー。話してくれてありがとう。それより、服とか持ってくんでしょ?手伝うよ。」
「あ、うん。」
本棚に付いてるボタンをおすと……一気に、洋服入れに早変わり。
「すげぇ……。」
「??そう?パパが作ってくれたの。えーと、冬用の服は……」
「結構沢山服もってんだね。」
「え??あー、仕事でよく貰うから。」
「……仕事??」
「……ブランドの仕事とかモデルで。」
それから、カルマは色々手伝ってくれて、早めにおわった。