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恋したのは……赤い髪の不良?(暗殺教室)

第58章 過去の時間(殺せんせーversion)


「結局・・・去年の私は、E組の生徒のほとんどの眼に光を灯す事ができなかった。そして今年も同じ眼をした新しい生徒達が目の前にいます。もっともっと教師としての技術を磨けば・・・全員に自信を取り戻させることができるかもしれない」

「・・・だけど時間が無い。柳沢さんから教師を辞めてここで専属で働くように迫られてます。教えられるのは多分今年が最後。E組の生徒はいい子達ばっかりなんです。磯貝君や片岡さんはしっかり者で、奥田さんや菅谷君は突出した才能があって、みんなみんな根が真面目で純粋です。なんとしても彼等の援けになりたいんです。最後だから……この教師(しごと)が好きだから……。」




「……「死神」さん。あなたに触れたい支えてくれたあなたに触れたい。感謝を渡して、最後の1年を頑張る力を与えて欲しい。」

アクリル板にあいた会話をするために空いた穴から細い糸のようなものが出てきて、雪村の顔に当たる。

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